まったくもう。と呆れたように言う奥様 いや、こっちが呆れますよ 僕には父さんの気持ちがよく分かります 「確かに…そうですね」 いやいや、父さん。 『確かに』じゃないでしょう 「分かりました。一緒に祝わせて頂きます」 「よろしい!」 こうして、僕の誕生日パーティーが始まった パーティーのご馳走をやはり遠慮がちではあったが、食べた こういう場だからか、いつもよりとても美味しく感じた