誓い《続》



ガチャ

パアァァアン!!!


リビングの扉を開けると、クラッカーの音がした。


「また、ですか」


若干呆れを含んだ声で言う


「驚いた?」


ええ。驚きましたよ。まさか二回目があるなんて思ってもいませんでしたから


ああ、やっぱり今日は奥様のテンションがおかしい。

何かいい事でもあったんだろうか

その辺も含め、後でご主人様にお聞きするとしよう


「じゃあ皆、食べましょう」

えっ…?

「いえ、奥様。私達は使用人ですので…」

「いいの!今日は無礼講!それにあなたの息子の誕生日をあなたが祝わなくてどうするの」