誓い《続》



なんとか、言えた


千里さんのおかげだ


言おうとすると、夢の中で私が連れ去られた時の恐怖に言葉が発せなくなった
涙が出た


でも、千里さんがずっと手を握ってくれていたから


気遣って声をかけてくれたから


千里さんが、そばにいてくれたから

頑張れたんだ


やっぱり私は、千里さんが好きだ


離れたくない


ずっと、千里さんのそばにいたいな







そう思うのに、
運命はなんて残酷なんだろう