「莉音…泣くなよ。
祥太も、起きてたらきっとそう言うから」


「…はい。そう、ですね」


「莉音、敬語。忘れてるだろ」


「あ…ごめんなさい」


「いいよ。代わりに…笑って?
悲しい顔は、あまり見たくない」


莉音は嬉しそうな笑顔で笑ってくれた


その後、莉音は「帰らなきゃ」と言って帰っていった


祥太、早く起きろよ

莉音も話したいって言ってるし、俺もお前ともっと話したい


もっと3人で笑い合いたいんだよ





「…じゃーな。また、明日」