ー翌日
「さーて…いよいよだな」
「ああ…」
千里(…に見えない千里)はすごく緊張した面持ちだ
まぁ俺も人のこと言えないんだけど
「まあ、なんとかなるさ」
俺達は今変装してる
だって、絶対顔知られてるし
「ん…あれか?」
「相川社長様を迎えに来たのですが、ご存知ないですか?」
車から下りて笑顔で爽やかに聞いてきた男性
「…聞いておられませんか?
社長は少し調子が悪いようで、僕たちが任させたのですが…」
おい、なんで俺が言ってんの?
千里が言えよ!
千里を睨むと…うわー…
「そうでしたか。では、お乗り込みください」
そう言って、運転席に男性が乗り込んだ
「…千里、莉音を助けるんだろ。しっかりしとけ」



