…捕まえたいって人
じゃあ、この人たちは組員?
それに、ふざけて言ってみたことを冷静に返された。ちょっと残念…
「ぼろぼろにしてあげて。その後はどうでもいいから」
そう言って大内さんが後ろの壁に背を預けると、出てきた人たちに囲まれた
「やめっ、っ!」
逃げ場がなく、逃げることができない私は、すぐに捕まり左足を蹴られた
両足の痛みで立っていられなくなった私はもう、ほとんど支えられてるだけ
捕まえてるやつらが離したら、途端に崩折れるだろう
あぁもう……嫌になっちゃうな
そうしてる間も殴られていて、1回だけ顔に来ていた
もう…限界かな。もう、いいよね



