誓い《続》



その後も、この間と同様体育の時間に転けさせられかけ、昼休みには千里さんたちが迎えに来たので睨まれた


そして、ようやく放課後


教室に向かって廊下を走ってます


廊下を走ってはいけません!なんて言わないで


それに右足を気にしながら走ってるから遅いし


「なんで今日に限ってー!」


先生に手伝いを頼まれたせいで遅くなってしまった


帰りのHRが始まってしまう


教室のある階の階段を登りきった時、


「大内さん…」


無意識に呟いた言葉が悪いことに聞こえてしまったらしい


大内さんがこっちを向いた


「相川さん…ちょうど良かった」