誓い《続》



「あー…いや、な?」


いや、聞かれましても


「ごめん莉音。つけてきてた」


祥太が申し訳なさそうに自白した


「えっと……どこから?」


「学校?」


「ずっといたってことですか」


若干熱くなった顔を下に下げる

ずっといたってことは色々と見られてたってことじゃん!


「いや、でも、すぐに助けに来なかったのは途中で一回店に立ち寄ったら見失っちゃって…だから…」


恥ずかしくなってうつむいたのを怒ってると思ったらしい、祥太がおろおろと弁解してる。千里さんもなんだか不安げな表情してるし…


「はぁ…もういいですよ」