誓い《続》



「赤羽!」


それによって開いた道
周りは、私が倒せたのに驚いたのか、動きが止まっている


「う、うん…!きゃっ」


「赤羽!?」


「莉音〜…」


相手2人に腕を押さえられ弱々しく名前を呼ぶ赤羽


「さぁて、コイツが連れてかれてどうかなるのと、お前が代わりに来るの、
どっちが……「そのうるせぇ口さっさと塞げ」」


言い終わる前にソイツは倒れた


「莉音!」


心配そうにこっちに来たのは私の大好きな人


「せん、りさん?」


あまりの状況の変わりようについていけない


「千里。こっちも終了」


「祥太まで…?どうして…」


「「……」」


言いにくそうに笑う2人