「奥様は…大丈夫なんですか?」 「私は食べてないわ。 だって、酔うのはわかりきってるもの」 あ、どうりで… 「お嬢様は、奥様の方を引いたんですね」 「そうね」 「それじゃあ、莉愛とは一緒に楽しめないのか…残念だな」 残念といいつつ、ご主人様は笑顔だ 「ところで祥太。……」 なんだろう?名前呼んでから言いづらそうにしてる 「あの、どうかなさいましたか?」 そんなご主人様の隣で、奥様から爆弾発言が飛び出した 「祥太君、莉愛のこと、好きでしょ?」 「ぅえぇぇ!?」 うう…変な声出た…