「しょ〜た〜…」
すごい甘えた声で見上げてきた
よく見ると、莉音は頬が火照っていて、目が潤んでいた
うっ…かわいい
完全に酔ってる?
莉音がこれに対して、奥様とご主人様はなんともない
流石大人…ってそんな場合じゃないだろ
「あの…お嬢様…」
やばい。今顔熱い…
そんな僕達を、奥様方は微笑ましげに見ている
いやいや、助けて下さいよ
「ふふっ、祥太君もこっちおいで」
その横でご主人様もうなづいている
これは行かざるを得ない
莉音も剥がれないし、仕方ないか
そう思い、向かいのソファに座った
同じように、くっついている莉音も座らせた



