莉音を…お嬢様を好きになるなんてありえない、してはいけない。
そう決心していた俺に、昨日ある事件が起きた
莉音は昨日から学校に通っている
行きはもちろん、帰りも車の莉音と俺では、当たり前だが莉音の方が帰りが早い
昨日は、千里はちょっと先生に呼ばれていたから久しぶりに一人で帰った
家に帰って、いつも通りご主人様への挨拶をすると、そこには莉音も一緒にいた
扉を閉じようとした時、何かが突然抱きついてきた
それがなんなのかわかるまで十数秒…
「…えっ、ちょっ…莉音!?
あ、いや、莉、愛様!?」
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