ーコンコン 「ご主人様、祥太です」 「ああ。いいぞ」 「失礼します。…二人とも」 部屋に入って、部屋の角にあるソファーに二人を座らせる ご主人様は二人の向かいのソファーに座った 僕はもちろん、ご主人様の手前座りはしない 今は、父さんが給仕しているのを手伝っている お茶を入れ終え、父さんはご主人様方の後ろへ 僕は千里と莉音の後ろに立って、話が始まった 「とりあえず、自己紹介でもしようか 私は早乙女響也。早乙女財閥の社長だ それと、妻の莉奈」 ご主人様が次、と促す