莉音は続けて言った。
しかも顔が熱いせいか涙目の上目遣いで…
「今とっても…顔があついです」
もう一度言う。
なんなんだろうこの可愛いいきものは
正直、いきなりこれはやめてほしい
俺の理性がもたなくなりそう
「莉音…それ、可愛すぎだから」
顔を半分手で隠して言うと、莉音は不思議そうに首を傾げた
あぁもう!自覚なしかよ。
頼むから自覚持って欲しい。他のやつが見逃さないくらい可愛すぎだから
「千里ー莉音ー」
ようやく戻ってきた祥太をつい睨んでしまった
「せ、千里?」
あ、つい…
「ああ、ごめんなんでもない」
祥太は大丈夫なのにな



