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「じゃあ先帰ってて~真利ちゃん!」 


「うん!ばいばいっ!」



私は教室の窓から真利ちゃんを見送る。



私は今日、日直だからまだ放課後の仕事がある。
人一倍行動が遅い私にとっては地獄の仕事だった。



「はぁぁぁ……やるかぁ!!」



机につき、早速取りかかる。
よし、すぐにパッとやってサッと終わらせようっ!!




そう意気込んで目の前のプリントに手をつけた。