「う〜ん。よく、わからない。付き合ってる、のかな……?」 私がそう呟いたところで、キッチンにいる優がむせる声と結衣くんが大笑いし始めるのは同時だった。 「ひぃー美影さん面白い!やめてくださいよ〜!!」 なぜか笑う結衣くんを放っておいて、キッチンでいまだにむせる優のところに行く。 「大丈夫?どうしたの?」 優の背中をさすっていると、ようやく落ち着いたようだった。