「よしっ終わり。」 優がそう言って片付ける頃には脳もぼーっとしていて瞼はうっすら開いているくらい。 「ベッド行こっか。」 次の優の声とともにお姫様抱っこをされる。 優の歩くときに揺れるのがとても気持ちいい。優の服を掴んで体重をあずける。 そんな時間も束の間でふわふわのベッドに降ろされた。 「俺は仕事あるから先におやすみ。」 布団がかけられて電気も消える。 さっきまでの温もりが全部消えて冷たい布団が孤独な気がしてしまう。