すると才賀が「ジュースいるか?」と聞いてくれる。「ぜひ」と頼むと、再びキッチンに戻った。 コップを取り出し、ジュースを注ぐ。コポコポと言う音が、脳を少しだけリラックスさせた。 「その……悪かった」 「え?」 「キス、しちまったことだよ」 意外にも、才賀は謝ってくれた。 きっかけは私なのに……。