すると才賀はだいぶ長い間くちを閉じていたけど、観念したように「あぁ」と自白した。 「お前に寝込みを襲われたことは知ってる」 「そ、それじゃあまるで私が一方的だったみたいじゃない!」 「事実そうだろ」 「なによ! 才賀だって、もの欲しそうな目で私のことを見ていたくせに!」 「あ!? お前がなかなか唇離さねーから、ちょっと脅かしてやろうと思っただけじゃねーか!」 「ひどい、からかったの!?」 「主犯はお前だろ!」