「今日二人とも用事ないでしょ? だから、良かったら作らない? クッキー」 「……」 「ダメ?」 さすがに病み上がりの人にクッキー作れって無理があったかな? で、でも、指示出してくれれば私ひとりでやるから! 「才賀はそこに座ってくれてるだけでいいから」 すると、何と言う気まぐれが起きたのかは分からないけれど、才賀は「分かった」とドアを開けた。