「「はあ~」」 お互いがこんなため息をついているとは露知らず……。 私は私で悔しい思いと、未だ幸せな気分に浸っている。 そして、才賀は才賀で―― 「あ~、やりづれぇ……」 また顔を赤くして、まるで熱をぶり返したみたいになっていた。