「おい、大丈夫か?」 才賀がカゴを置いて、手を貸してくれる。遠慮なくその手をとり、立ち上がった……のだけど…… 「(手……昨日……キス!)」 昨日のことが一気に蘇る。 そうだ、私、才賀に尋問しないといけなかったんだ! 「あの、才賀!」 手を握ったまま、思い切って聞いてみる。