「さ、才賀……風邪は?」 「治った」 「ね、熱も?」 「下がった」 「そ、そう……よかった」 ビックリして、思わず玄関に座り込む。 よくよく考えたら救急車なんてあるわけがないのに、私、何考えてたんだろう……。