パタンッ だけど、私は知らなかった。 私が部屋を出て一人残された才賀が、顔を赤くして手で顔を隠していたなんて。 そして、 「あんな声出すなよな……」 と、さっきよりも更に顔を赤くしていたなんて、私は全く知らなかった――