「じゃあ……いくわよ」 手は繋いだまま、ゆっくりと才賀に近づく。 幸い才賀は仰向けで寝ているから、キスしやすい体制だった。 「(ま、まるで襲うみたいだわ……)」 強ち間違いじゃないというか、むしろそのものというか……。 だけどこんなチャンス滅多にないと思い、自分を鼓舞する。 「(いける、やれる! ガンバレ、私!!)」