シンク台に、朝置いておいたゴム手袋がぶら下がっていた。 朝、東条が嬉々として使っている様子が目に浮かぶ。 「(あ、なら……)」 何も考えられないくらい、激しいことをさせればいいんだ。 「なあ東条」 「なあに?」 「今日はお前の食べたい物作ってやるよ、何が良い?」 「え、本当っ? じゃあ、ハンバーグ」