バンッ!!!
屋上のドアをおもいっきり開いたもんだから壊れたかもしれないけどー…
今はそれどころではない!
「しぃ!!いるの?」
お願い!しぃ、どこにいるの!でてきて。
見渡しても誰もいない…
「…あすか?」
え?いまの声…
ちょうど壁になってる所を見ると
「しぃ!!」
泣いてボロボロになっているしぃが見えた。
私は思いっきりしぃに抱きついた!
しぃ、しぃ!よかったああああ!!
ごめんねしぃ、一人で辛かったよね…ごめん。
私は自然と涙が溢れてきた。
でも、見つかってよかった!
「ん、あすか?どうした…の?」
「あすか、どうして泣いてるの?」
そんなの、
「しぃが…、ヒック、しぃの心が泣いてるからに決まってんじゃん!!」
ばかしぃ…。
「私はもう大丈夫だよ?でもね、わからないけど…涙が…止まらないの。」
え?
バッ!と私はすぐにしぃの顔を見た。
「…しぃ。」
私は、息をすることも忘れていた
それほどの光景を見てしまったんだもの
しぃの表情はマスクをしていてもわかるくらい【無】そのものだった。
光がうつっているのかさえ分からないほどうつろな目…
たぶん教室に戻るのに、問題はあまりないと思う。
しぃと私は普段マッツンのおかげで周りからよくおもわれてないからな〜。
だから近づいてくる子もそんないない。
でも
どうして、どうしてしぃばかりこんな…!
悔しいよ
