あの日から、なぜか小乃美ちゃんは俺を避けるようになった。 「小乃美、あの先輩となんかあったの?」 「西谷先輩は絶対たらしだ!」 小乃美ちゃんがお友達にそんな話をしていることを勿論知るはずもない俺は、今日も小乃美ちゃんを見かけて声を掛ける。 「やぁ。」 「…」 目も会わせず無言で去って行く小乃美ちゃん。 「小乃美、流石にあれはあからさまじゃない?」 「亜璃(あり)ちゃん、いいの!」 俺、なんかしたかな~? でも、まぁいいか。 どうせ今日もまたあそこで昼寝してるんだろうし。