それから、廊下ですれ違う度にその女の子は軽く会釈をしてくれるようになった。 ―今日も天気が良い。 昼休み、花粉症の大翔(やまと)は教室に置いてきて、俺はまた校舎裏に来ていた。 絶好の昼寝日和だ。 寝床を探していると、同じように寝ている子がいた。 女の子が一人でこんなとこで寝てるとか、どーゆー神経してんだよ。 近付いて見てみると、まさかのあの子だ。 おいおい、無防備になに幸せそうに寝てるんだ… 俺は足に上着を掛けると、彼女の近くで俺もひと眠りした。