母「それともう一人。
  聖真よ。音楽担当。」

藍「ひろさん.........。」




櫻井聖眞(サクライヒロマ)29歳


初代“華珱族”の幹部。
当時は14歳という若さで幹部に。
その時は前に、
属していた族に見捨てられたそう。
元気。イジられキャラ。


まぁ、たしかに音楽好きとは言ってたが。
教師になってるとは、な。



母「どう?行く気になった?」


藍「............お、おう。」


あいつらが居んだったら楽しそうだな。


母「じゃ、今日から編入しな。
  手続きはしてあるよ。
  着いたら理事長室に行くんだね。
  なんかしてくれるはずだから。」

藍「きょ、今日から!?
  まあ、いーや。了解。」



部屋を出て行こうとすると、

母「それと。
  男の口調やめること。いいな?」


藍「おう。」



男の口調を止めなければいけない理由が
分からなかったけど、とりあえず。



母「おうじゃなくて、はい、だろーが!」

藍「は、はい。」


これは、慣れるまで大変だな。









ー杏の花言葉『疑惑』ー





〜杏の日々の始まり~