―がちゃ。

いつものように倉庫に寄る。


瞬『お前、よく来れるよな。』

陵『自分が何したか忘れたの?』



瞬。陵祐。



そんなこと、言わないでよ。

私、なにもしてないよ?


元からいた奴より
後から来た奴を庇うのかよ......。



陽『......。失望した。』


そんな、冷たい目をするな………。


あたしの一番嫌いな目は
冷たく、人を……軽蔑する目。




奏『てっめぇ、眞白に
  何してくれてんだよ……っ!!』


そして、奏和までもが騙されている。





後ろにうずくまって泣いているフリを
している眞白が、

……笑いを浮かべていたことを
誰も知らない…。


ニヤ、と不気味な笑みを。



あたしは周りの空気と冷たい目に
耐えられなくなって、



藍『じゃ、あたし出てくから。
  いままでありがとうございました。
  とてもつまらない日々でした。』