藍「そしたら、そこまで強くないけど、
  どっかの暴走族が現れてさ……。

それまでは良いんだけど。



10人で来やがったんだ、そいつら。



10人ならまだいけるが、
倒しても倒しても数が減らねぇ。

なんでだ、と思ったら
仲間をたくさん呼びやがった。



あたしの注意力が無いせいだが、

気がついたら100人を軽く越していた。



さすがに100人以上を
1人で相手するのは無理がある。

そう思っていた矢先。




………“琥珀族”という族がやって来た。


“藍華族”は当時、
杉原琥珀、という奴が総長をやっていた。


そのため、族の名前が
“琥珀族”。



琥珀「お前、何やってんだ?
   こんな数、1人であてにするとか
  ‘喧嘩バカ’、だな。」