紅「何の用だ。」 周りの空気がピリピリする。 張り詰めた空気。 息を吸うのをためらうくらい。 ??「用っていう用は無いんだけどよぉ。 あったりもするんだなぁ。」 ニヤリ、とその男は笑った。 その途端―― ―ガシッ 殴りかかろうとしたその男の拳を 難なく城崎が止めた。 ケンカ………。 懐かしい響きがする。 あたし、華咲藍は暴走族に入ってた。 女総長をやっていた。 だけど、あの日来た女のせいで。 あたしはその場所を、居場所を 離れなければならなくなったんだ。 〜野性的な訪問者~