紅「知り合いもなにも……。
  未来さんといえば、暴走族の中じゃ
  超有名だぜ。なんでも女なのに、
  誰よりもケンカがつえーとか。」



まあ、聞いた話だけどな。と、
城崎が呟いた。


藍「へぇー。あのさ、理事長室まで
  案内してほしいんだけど。」


紅「急だな。まあいいや。
案内してやるよ。
  ついてこい。」


言われるがままついて行った。



いつもはこういうタイプの言うことなんて死んでも聞かねぇ。


右も左も分かんないから
仕方なくついて行く。




********

紅「着いたぜ。」

藍「ありがとな。」


おう、姫になること考えとけよ!

と言いながら去っていった。


アイツは確か………城崎紅だったな。



色々失礼なこと言われたけど、
一応礼は言っておく。


めんどくせぇ。