紅「知り合いもなにも……。
未来さんといえば、暴走族の中じゃ
超有名だぜ。なんでも女なのに、
誰よりもケンカがつえーとか。」
まあ、聞いた話だけどな。と、
城崎が呟いた。
藍「へぇー。あのさ、理事長室まで
案内してほしいんだけど。」
紅「急だな。まあいいや。
案内してやるよ。
ついてこい。」
言われるがままついて行った。
いつもはこういうタイプの言うことなんて死んでも聞かねぇ。
右も左も分かんないから
仕方なくついて行く。
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紅「着いたぜ。」
藍「ありがとな。」
おう、姫になること考えとけよ!
と言いながら去っていった。
アイツは確か………城崎紅だったな。
色々失礼なこと言われたけど、
一応礼は言っておく。
めんどくせぇ。

