私を拾ったのはイケメン若頭でした


だけど


私の容姿だけを見て

気持ち悪いとか

外人、とか言われる


特に義父がそうだった

誰も私の中を見てくれない

話を聞いてくれない


この人達もそうだ

と思ったのに

「辛かったな、蘭

今は、我々がついてる

俺達を家族だと思ってここに住みなさい」

え...

「俺達が、同情すると思ったんだろ?」

龍紀さん...

頷くと

「そんなことしねぇよ

お前が可哀想だなんて思わねぇ

蘭に手を出した奴の方がよっぽど

可哀想だ」

そんな事を言ってもらえるなんて

思ってもみなかった

「人に手を出す事しか出来ない奴は

自分が無いんだ

俺は、こうだ!、というのが無いから

人に手を出す事でしか、自分を

見いだせないんだ」