それからは何事もなく

過ごした


さて帰るか

校門を見ると

メルセデスに寄りかかるようにして

龍紀が立っていた


女子がキャーキャー騒いでいる

うるさいっての

私は龍紀を見ている女に嫉妬した

走って龍紀の元へ行く

蘭『龍紀!』

龍紀「おかえり」