びっくりしすぎて大きな声も出ないよ。 雄介君………助けて。 早く……帰ってきて……! 美優はどんどん近づいてくる。 私……バチが当たったの? 友哉をあんな目に逢わせたのに私だけが笑ってたから………。 こうなるのが運命だったの? ごめんね。雄介君。 あんなに優しくしてくれたのに……。 もう今にも襲ってきそう。 私はやっとの思いでしゃがみこむ。 でも……きっと無駄な抵抗。 目をつぶる。 友哉っ………。