「賀菜っ!賀菜っ!」 「ん………?」 秋穂の一言で目を覚ました。 友哉………私のこと……恨んでるんだ。 でも……プレゼントって? 「もう大丈夫なの?」 「うん……大丈夫だよ?」 笑って見せる。 「幼なじみか……実はね。私にもいるんだよね。この学校に幼なじみが。まぁ面倒くさいんだけどさ。」 「それって俺のこと?」 隣の人の声。 「なんだ。僚太いたの?」 秋穂が仕切りのカーテンを素早く開ける。 あ………。