私がアイツに恋する時。




………次の日。


起きたのは昼過ぎだった。


寝過ぎと昨日泣きすぎたせいで、目はパンパンに腫れていた。

こんな顔で外……歩けないよ。


それに体も重い。


やっとのことで立ち上がる。


ふと机の上を見た。

そこには11桁の書いた紙切れが置いてある。


それを破り、ゴミ箱に投げつけた。


もしちゃんと渡せていたら……中林は喜んでくれていたのかなぁ?


もう話すことはないと思うから……わかんないけど。



明日の学校…大丈夫かな?

嶋田さんのことだからきっと学校中に言いまわってるはず。


また私の居場所…なくなるよ。


それも全部…友哉を死なせてしまったバツなのかな?


だったら……文句言えないや。


今まで何もなかった方が不思議だったんだ。


そうかんがえると…もう何もする気にならない。


ケータイの電源を切り、またベッドに倒れ込む。



寝よう………。