「んで?これからどーすんの?このままいけそーなの?」
「ううん。わかんない。でもとりあえずこのまま何も進まなかったら僚太くんに水谷のこと言うつもり。夏休みまえくらいかな?」
……どうしよう。
でも…2人の計画だってわかったところで何もできない。
……できたら中林には知られたくなかった。
でも…もうバレちゃってもいいかな?
どうせ、止めさせる方法わかんないんだもん。
もし、それで1人になったって構わない。
そんなこと…慣れてる。
もしそうなれば、学校やめればいいんだから。
私は気付かれないように、足音をたてずに静かにその場を離れた。


