「あんたのせいよっ!」 何度も何度も友哉のお母さんに言われた。 そう。 私のせい。 私があのときちゃんと周りを見れていればこんなことにはならなかった。 全部……全部私が……。 休み明け、学校に行く。 いつも一緒だった友哉はもう隣にいない。 教室に入った私に降りかかった第一声は…… 人殺し。 誰もそんな風にしか見てくれなかった。 気がつくと私の居場所はなくなり、ひとりぼっち。 ……わかってる。 全部自分が悪いんだから。