「今はまだ、好きとか分からないけど。 いつかしたら、その答えが分かると思うの。 ”今”は何を大切にするべきなのかが。 でも、代わりとしてとかは嫌なの。 隆夜君の代わりは誰もいないし、優をそんなふうにも思いたくない。 だから……あの…」




「うん!! 待ってるよ! 華弥の気持ちに整理がつくまで、ずっと待ってるよ! これでも、何年待ってきてると思ってるの。 慣れっこだよ。」

「うん。 優、ありがと。ありがとう。」

「もうー、泣くなよー。 俺、振られる覚悟してたんだからな?」

「うん、うん。」