「あー、うん。 昨日の手紙は読んだ…よね?」
「はい。」
「俺さ、あいつの最後まで病室にいたのよ。あの、病院。帰れって言われてたけど、断固拒否して。 そのときに預かった手紙があれな?」
やっぱり、あの病院はそうなんだ。
「それで、あいつ最後に言ったんだ。
華弥ちゃんが辛そうに屋上に行ったら、抱きしめてでも落ち着かせてあげてほしいって。 あの、幼馴染み君にやられるのはちょっと悔しいからって。」
「……………。 んっ。」
隆夜君にはなんでもお見通しなんだね。
やっぱり、1度だけなんて無理だよ。
「はい。」
「俺さ、あいつの最後まで病室にいたのよ。あの、病院。帰れって言われてたけど、断固拒否して。 そのときに預かった手紙があれな?」
やっぱり、あの病院はそうなんだ。
「それで、あいつ最後に言ったんだ。
華弥ちゃんが辛そうに屋上に行ったら、抱きしめてでも落ち着かせてあげてほしいって。 あの、幼馴染み君にやられるのはちょっと悔しいからって。」
「……………。 んっ。」
隆夜君にはなんでもお見通しなんだね。
やっぱり、1度だけなんて無理だよ。


