大切な人の約束

「あ、あのっ!どうしたんですか?」

いきなり抱きつかれた。

慣れてないあまりじたばたしてしまう。

「いきなり、ごめん。 何度か会ったことはあるよね?
覚えてる?」

「あ、はい。 隆夜君のお友達さんですよね?」

「そうそう! あっ、今のは深い意味はないからね?ごめんね!」

「ですが、どうしていきなり…?」