「じゃあうちらは餌やりしよーよ!」
そしてかわりに私たちは餌の人参を購入してポニーの餌やりをすることに。
柵の中にはポニーがたくさんいて、どの子にあげようか迷ってしまうくらいだった。
「私この子ー!」
「じゃあ私はこっち!」
花鈴もまつりんも自分の好きなポニーのところへ行く。
私はなんとなく、端っこにいた少し元気のなさそうなポニーのところへ行ってみた。
おとなしくてじっとしてる感じがなんだか親近感がわいてしまって。
毛並みが悪く、見た目も冴えない感じなためか一頭だけ人気がない。
他の馬は列ができてるところもあるのに…。
お腹をすかせてるんじゃないかなって、人参を差し出してみた。
すると…
ーーガブッ!



