【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


そして玉ねぎを1つ手に取ると、隣のまな板に移動し、それを切りはじめた。



え〜〜っ!


ど…どうしよう…。



なんだかドキドキして、嬉しくて、どうしようもない気持ちになる。



夏希くんはわざわざ私を探しに来てくれたんだ。



そのうえ手伝ってくれるとか、優しすぎるよ…。



どうしてこんな私なんかに、そんな親切にしてくれるんだろう。



「あ…ありがとう。夏希くん」



思わずお礼を言う。



すると彼は、



「べつに…。もうあっちやることねーし。

ヒマなだけだから」



ぶっきらぼうにそう答えたけれど、そんな彼の頬は心なしか少し赤くなってるように見えた。



気のせいかな…?


いや、気のせいだよね…。