【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


そう答えると拍子抜けしたような顔。



「…玉ねぎ?」



「うん」



「……なんだ、びっくりした」



そしてホッとしたように息を吐くと、作業台の上に手をついた。



「あいつら二人だけこっち来たからお前どうしたのかと思って、」



「えっ?」



そう言われて驚き。



もしかして…私のこと探しに来てくれたの…?



「ハブられて泣いてんのかと思ったじゃねーかよ」



「えぇっ、まさか…!」



そんな心配まで…!



だけど私がぶんぶんと首を振って否定すると、夏希くんはクスッと笑う。



「…てのは嘘だけど。

でも明らかにあいつらお前に玉ねぎ押し付けて逃げた感じじゃん」