【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


そろそろ男子も火起こしが完了したはずだし、あと玉ねぎだけなら一人で切れると思った。



「そ…そう?なんか悪いね。

てか私役立たなすぎてごめん」



まつりんはちょっと申し訳なさそうに言ってくれる。



「仕方ないよ!まつりんは皮剥き頑張ったじゃん!

それじゃごめんね、うちら男子の様子見てくる〜!」



対して花鈴はいつもどおりさっぱりした顔でそう告げた。



花鈴のことだから多分、早く男子のとこに行きたいんだろうな。



ハルくんも花鈴がきたら嬉しいだろうし。



「うん。ご飯よろしくね」



「ごめんね〜」



二人は飯盒を手にすると、さっそく男子のいるかまどへと向かう。


私はそれを笑顔で見送った。