【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


どきっ。



まさか急にそんなことを聞かれるとは思わずびっくりした。



やっぱり…春輝くんは……



自分のこと聞かれたわけじゃないのになぜかドキドキする。



「…い、今はいないよ」



「…マジ?」



「うん。たぶん高校入ってからはずっといないはず…」



私がそう答えると、すごく嬉しそうに胸に手を当てる春輝くん。



「うわー、よかったぁ…」



それを見て彼は本当に花鈴のことが好きなんだって確信した。



「…って、おっと!

急に変なこと聞いてごめんな!

これ花鈴に言うなよ」



「い、言わないよもちろん…!」



「あ、っていうか前から言おうと思ってたんだけどさ、鈴菜ちゃんも俺のことハルって呼んでいいよ。

みんなにそう呼ばれてるし」



「えっ?いいの…?」