「あとで返す」 しかも律儀に返してくれると言う。 「え、いや…もらっていいよ! ピンなんて安いしたくさん持ってるから…」 「ふーん…じゃあもらうわ」 でもさすがにわざわざそれは…と思い断ったら、アッサリもらってくれた。 そしてスタスタとその場を去っていく。 うわぁ〜… 私はなんだかまたドキドキして、放心状態で。 何が起こったのか自分でもよくわからなかった。 でもそれを隣で見ていた花鈴が、 「ちょっ…、ちょっと!今のなに〜っ!?」